結婚相談所への入会
技術職で、同僚はほとんど男性、数人いる女性は全て既婚者という職場です。
女性と知り合う機会がほとんどないので、お見合いパーティーに参加したりもしましたが、どうもうまくいきません。
このままでは結婚から遠ざかるばかりだと考えて、結婚相談所に入会しました。
お見合いだけで終わってしまう
自分で言うのも何ですが、見た目はそれほど悪くはないし、仕事は安定しているし、姉がいるので両親の世話などの負担も少ないし、条件は悪くないと思っていました。
実際に、お見合いの申し込みもあったし、こちらから申し込んだ場合も、ほとんどOKしてもらえました。
お見合いの回数は多かったのですが、その後がどうもよくありません。
私の方でまた会いたいと思っても、女性側はそうは思ってくれないようです。
会っても断られるということは、私の人間性に何か欠陥があるのかと、次第に落ち込むようになりました。
会話を通して相手を知り、自分を知ってもらう
そんな時に、コーディネーターの方から、女性はお見合いの席での会話をとても重視していて、喋り過ぎてもダメ、聞いているだけでもダメ、というアドバイスをいただきました。
私はお喋りは苦手だし、話題も乏しいので、聞き役に徹するようにしていましたが、相手の女性からは何を考えているかわからない人と受け取られていたようです。
次のお見合いでは、思い切って自分が最近読んだ本について話してみたところ、相手の方がとても興味を持ってくださいました。
その方の人間性も感じられ、単なる聞き手と、熱心な聞き手との違いを見せられたような気がしました。
残念ながらその方とも次の約束はできませんでしたが、お見合いで自分を見せながら相手を知っていく方法がわかってきて、今また前向きな気持ちになっています。